さてさて、セビージャではビエナルも終わり、ちょっと落ち着いたのもつかの間、来年2月22日スタートのフェスティバル・デ・ヘレスに向けてぼちぼち準備が整ってきているようです。
こちらがご存知、来年のチラシ。ヒターノvsパジョ間では、フラメンコはヒターノのものだ!とか、スペイン人vs外国人の間では、フラメンコはスペイン人にしかできない!だのさまざまな葛藤や、解釈や、歴史の歩みや、いろいろな人の偉業やらを経て、少しずつ、フラメンコもその扉を開きつつあるのかなぁと期待させるようなチラシですね。世界中各国の外国人フラメンカには大好評だったようです。そもそもフラメンコ全般はおいておいても、フェスティバル・デ・へレスに関しては外国人ありきで成り立っているので、ここで心を掴んでおかないと再来年の開催の有無に関わりますからね(;_;) 何はともあれフラメンコは愛されている、というのが大事です。
さて話を戻して、12月に入りクリスマスモード全開のセビージャですが、フラメンコ公演も大きめのものもいくつかあるようです。
今日まで3日間連続でのBallet flamenco de Andalucia @テアトロセントラル、連日好評だったようですね。
21日から23日までは、フェルナンデスファミリーによる家族揃っての公演 'FARRU' @テアトロキンテロ。
14日は、今年1月にオープンしたばかりのカルトゥーハセンターで、Paco Montalvoによるバイオリンフラメンコのコンサート。いろいろな楽器がフラメンコに取り入れられて行く中、今回はバイオリンメインのコンサートということでとても楽しみですね。チケットの売れ行きも好調なようです。
ちなみにマドリードでは、8日から23日までテアトロサルスエラにて、BNE(スペイン国立バレエ団)が40周年を祝う公演を実施中。
さあ・・・これで安心してポルボロンを食べながらクリスマスを満喫できそうです。
ちなみにスペインは明日から4連休。
皆さんも良い週末をお過ごしください。