さてさて、もうクリスマスまで3週間を切りました!といっても、セビージャではクリスマス=12月25日という感じではなく、クリスマスシーズンという感じで、12月24日のノチェブエナ(クリスマスイブ)から、東方の三人の賢人がイエスキリストのもとに着いた1月6日までがクリスマス。キリスト教国に共通のクリスマスは大イベント感は、セビージャでも例外ではありません。12月からは町中のイルミネーションが点灯して、ただただお散歩をするだけでも十分楽しめます。
上の写真は、セビージャのカテドラル前のアベニーダ・デ ・コンステトゥシオンの、11月下旬の月曜日の夕方の様子です。道に沿って見える出店のようなものは、クリスマス前に出現する、『ベレン』と呼ばれるいわゆるクリスマス置きもの(イエス誕生の場面などをリアルに再現した小さな人形などの置物)を売るメルカディージョ。
ちなみにここではまだイルミネーションは点灯していません。
点灯するとこんな感じです。今年のセビージャセントロの点灯は11月30日でした。カテドラルのオレンジ系の照明とあいまってとてもきれいです。点灯式はセビージャ内でも、それぞれの地区によって違うことがあるので、点灯の瞬間を見たい方はしっかり前もって情報をゲットしましょう。
また、このイルミネーション、主要なカジェはもちろんのこと、ある程度人通りのあるカジェであれば点灯されています。どんなにお金がないと嘆いても、こういうところだけは手を抜かない地政の方針がスペインらしいですよね。
イルミネーションはそれぞれのカジェで模様が違い、さらには毎年変わるので、今年のはセンスいいね〜、とか、ここのカジェは凝ってる!など、現地の人の間でも毎年の楽しみであるようです。
上の写真のイルミネーションを少し近くで見てみるとこんな感じです。
今年はなんと立体!
こんな中をランニングするのも悪くないですね。
これは月曜日の夜10時をまわったあたりの様子なのでとても人通りが少ないですが、木曜から土曜日にかけての同じ時間だと、人とぶつからないように歩くのも一苦労。そんな中でもめげずにランニングしている人もいます😅。
セビージャといえば真夏の暑い中朝からビール、というイメージの方も多いかと思いますが(それはそれで本当です)、こんなセビージャの冬姿をカフェテリアに座って、ゆっくりと眺めるのもまた違った楽しみではないでしょうか。
12月に入って最高気温20度超えの日が続く、晴天のセビージャより冬の顔をお届けしました。